いろいろな用事があったり、子供の学校の予定もあるから頭では10月だってわかっているのだけれど、あっという間に日が過ぎていて、台風、季節外れの暑さに、まだ9月のような感覚で。
それでも、キンモクセイが香り、はっとしたこの頃でした。
先日本屋さんで、bird という雑誌をみつけました。
女子向けの旅雑誌という感じ。
創刊号で、特集はなんとアイスランド!
アイスランド・・・
まだ会社に勤めていた頃。
バーゼルの時計宝飾見本市への行き途中にトランジットで寄ったフランクフルトの空港の売店で見つけたドイツの旅雑誌のアイスランド特集号。その中のコケに覆われた大地や、クレーターのような地形の写真に魅入られてしまい、それからアイスランドは憧れの地になって。
そして、退社後、ストックホルム滞在中にアイスランド行きが実現しました。
国内はバスで移動。一日10時間もバスに乗って。
独特の空気感、滝や氷河、川、湖、ときどき羊(笑)、遠近感が麻痺するほど遠くまで何もない風景だったり。
本当に随分昔のことになってしまったけれど、間違いなく、今の自分の感性の一部を構成する大切な体験となりました。
その雑誌を見て、またアイスランドへ行きたいなあ、と旅心が芽生えたのですが、はたして今の自分に、ただ風景を感じるために1人で行く旅などできるのか??
フランクフルト航空の売店で購入した旅雑誌MERIAN(IslandはIcelandのことだと思う。中身もドイツ語で読めないけれど)と、アイスランドで参加したツアーのパンフレット。
宝物です。