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kum 日々の小さな営みから

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カテゴリ:制作のこと( 16 )

久しぶりに石を買いに


今日も梅雨らしい空模様。


昨日は、いつも新入荷があると連絡をいただく業者さんに久しぶりに石を買いに行きました。
久しぶりのせいか今回はいつもに増して目新しいものがたくさんに感じたのですが、その中でレッドルチルのロットに引き寄せられました。
水晶の中の針状の結晶は、鋭いというよりは細かいのが繊細に入っていて。赤っぽいのもあれば、茶っぽかったり、黄色っぽかったり、全体に見てなんとなく赤っぽいかなという感じなのですが、曖昧で一つ一つ表情があって、ふんわり優しい印象の石たち。
大好きですよ。
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選びに選んで連れ帰ったルチルたち。



それから、こちらも。
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アリゾナのスリーピング・ビューティーという鉱山のターコイズ。
スリーピング・ビューティーのものは美しい水色が特徴で、今迄も使ってきているのですが、この石は一粒の水色の中にグリーンや白がいい具合に混ざっていて、カットも適度にラフさがあってとても魅力的。



持ち帰った石たちは、じっくり少しずつ仕立てていきます。
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by kum-ku | 2016-06-24 12:07 | 制作のこと

よりそう と まとう

日が長く日差しが明るくなり、木や草のエネルギーが高まってきて、春がどんどんと進んでいきます。



そう、自分もこの春に向けて昨年末から温めていた新しいシリーズを芽吹かせなければ。

今までのものは、繊細で内面にも寄り添うような、そんなことを想いながら制作していたのですが、
新しいシリーズは、身につけることで空気感を纏うような、そんなものにしたいと考えました。

よりそう と まとう

この2つのキーワードによって今までのものと二つのシリーズに分けることにしました。

今までの よりそうシリーズが主に天然石を使っていたのに対して、新しい まとうシリーズは、主にウッドビーズを使い、ボリュームはありながら軽やかでナチュラルなものになっています。

来月、そして5月に展示の予定が入っていますので、またお知らせしていきます。
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2つのシリーズはコーディネートしてもバランスよく着けていただけます。どちらもひもの部分はシルクです。
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by kum-ku | 2016-02-25 15:18 | 制作のこと

小粒たち


日ごとに春らしくなりますね。
桜のツボミが急に膨らんできてびっくりです。


先日久しぶりに石の業者さんへ行きました。

一番心惹かれたのはこのトルマリン。
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どアップで撮ったので、それなりに大きく見えますが、一粒が2〜3ミリの小粒ちゃん。
色とりどりでかわいい♪
どんなふうに使おうか楽しく検討中です。






それからこちらは、ずっと待っていた極小金ビーズ。
made in India。
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これも直径2.5ミリ弱のかわいいコたち。
こんなに小さいのに、これが石の間に1〜2粒入ると、ぐっと変わるのです!
ピントがピッと合う感覚。






水金地火木土天冥海さんでの展示は、明後日22日(日曜日)までです。
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by kum-ku | 2015-03-20 16:48 | 制作のこと

・・・ノ オモイ


不思議なもので、魅力を感じ好きだなと思っていても、制作に使いたくても、なかなか思うように使えなかった石材が、あるときから思うように形にできていくことがあります。
以前のラピスラズリのように。

今回はコハクでした。

きっかけは昨年、縁あって参加した正教会の降誕祭(わかりやすく言うと、クリスマスのミサ)。
(正教会は19世紀後半ロシアから日本に伝わり、私の曾祖父は傾倒して入信したらしいです))
教会の雰囲気、ろうそく、聖歌の旋律・・・
その印象と、コハクの産地であるロシアやバルト海沿岸へのイメージがリンクして。
コハクを使ってみよう、と思ったのでした。


自分のルーツにも関わっている正教会のこと。

スウェーデン滞在中語学の講座で出会い、わたしを気にかけて親しくしてくれたウクライナから来ていた女性のこと(日本に帰ってからもしばらく手紙のやりとりをしていたけれど、スウェーデンから帰国した彼女の住所は、今ロシアとの関係で厳しい状況にあるドネツクでした・・・)。

行きたい場所リストに入っているバルト三国へのあこがれ・・・


ここ何ヶ月かはそんなことを想いながら、少しずつコハクのものを制作していました。



とは言っても、今月10日から展示するのはコハクのものばかりではありませんよ。


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17〜19世紀のロシア・イコンの絵はがき。
4年前、玉川学園創立80周年記念特別展・イコン聖像画の世界にて入手したものです。
大学が所蔵している71点のイコンを展示していたのですが、とてもすばらしいものでした。
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by kum-ku | 2014-09-01 14:45 | 制作のこと

こめるおもい

少し前、散歩のついでに寄った本屋で買ったクウネル。
詩とサンドイッチ
というタイトルに惹かれて(サンドイッチ、大好き。それに、自分では表現したくてもできない美しい言葉に出会うとドキドキします)。

その中のコサージュ作家の方の言葉が心に残りました。
・・・きらびやかにするというより、自分をふるいたたせるもの。日々、自分のためにつけてほしい。
また、
・・・あえて華奢に作るのは、崩れて行くさまがまた美しいと思っているからで、使う人の愛しさが入り、くったりなじんで、その人の顔のようになったコサージュをみることほど、うれしいことはないのだそう。
という記述。

それらの言葉からその作家の方に共感するものを感じてうれしくなりました。
着飾るというよりは、つける人に寄り添うものでありたい。
馴染んでいく様を風合いとして、身につけていた時間の記憶として楽しみ、よりその人に近い存在になっていくものであれたら、作り手としてとても幸せだと思う。

そんな存在になれるものであるように・・・そんなおもいをもって日々制作をしています。
今は、5月下旬の展示に向けて。詳細はまた後日お知らせします。





今日は初夏のよう。
今年は遅めの開花だった庭のスミレも花盛りです。
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by kum-ku | 2013-04-18 17:00 | 制作のこと

わくわく

催事が終わってからは、いろんな用事で忙殺されてあっという間に過ぎてしまった日々でしたが、先日久々に石の仕入れに行ってきました。

そこで一目で これ! って思ったのがこのタンザナイトでした。
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タンザナイト独特の明るい青と、ちょっとラブラドライトと似た虹彩のグレーグリーンが混じった色合いが美しい!
想定していたタイプのものではなかったのでどうしようかと迷ったのですが、出会い と思い連れ帰ってきました。
どんな風に使おうか?どんな風に形になるか?自分でわくわくです。

他に春から初夏向けのもの、あと、好評のブラウンダイヤも少し。
これから少しずつカタチにしていきます・・・
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by kum-ku | 2013-02-21 14:04 | 制作のこと

イエローとブラウン



石材の業者さんから、新着の入荷を見に来て、と連絡があり出かけました。
そして連れて帰ったのはこの写真のイエローとブラウンのダイヤたち。
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すごーく大きく見えますが、長さ4ミリちょっと、重さにすると0.3ctくらいのちっちゃいコたち。
ちっちゃいけれど、ダイヤですから値ははります(特にイエロー)・・・。
が、その光の強さはさすがです。

このダイヤたち、たくさんの中から選んできました。色味の濃淡、大小、プロポーションも細かったり、ぽっちゃりしてたり。ちょっといびつだったり・・・なんか人間味があって、かわいいコたち、って思ってしまいます。

細い紐でプチネックレスに仕立てていきます。
今後展示でご覧になっていただけるのが楽しみ。


* * * * * *


人間味、といえば少し前に、映画 ルアーブルの靴みがき を遅ればせながらみました。
アキ・カウリスマキ作品は十数年ぶり? でもあの独特の雰囲気は変わらず、楽しめました。
派手さや華やかさはなく、にじみ出てくる人間味から監督の映画に対する愛情や自身のポリシーを貫く姿勢が感じられ、なんかうれしかったです。
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by kum-ku | 2012-07-26 12:53 | 制作のこと

金箔はり

今日午前中は金箔はり作業中。

ネックレスやブレスレットのスライド式のストッパーに使っているウッドビーズや白檀玉に金箔をはっています。ストッパーには、金属(18金やシルバー)、天然石、オールドビーズなども使っていますが。木の素材のものは、絹紐にも優しく、軽く、金箔の表情は全体の雰囲気にも合って気にいっています。

また、コーティングはしていますが、使っていくうちに少しずつ金が剥がれていき、馴染んだ感じになっていきます。これは欠点ともいえるところですが、私自身はその過程も味わっていただきたいと思っています・・・。
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先日、ある方のブログの中で、

季節は巡るが、自分たちが季節に向かって巡って行くのか。
親しかった死者たちはもう季節に出会う事はなく、生きているということは季節に出会い続けるということ・・・

というような内容の一節に出会いました。
以前は、春が来た、とか梅雨に入った・・・とか、当たり前のように巡ってくる季節を受け止めていたけれど、最近は、その時々の何かを心待ちにしている自分を感じていて、その一節に出会って、この感覚は、その心待ちにしている何かに出会いに行く感じなのかなあ、と思ったのです。
(少し前の季節になるけれど、春に庭に咲くスミレを心待ちにするのは、亡くなってしまった小学生時代仲良しだったMさんに出会えるような気がするからか、私が会いに行くのか・・・。)

少し前、物置の大掃除と片付けをして、子供の頃のノートやら教科書やらが出てきたり、自分の子供たちが、ある程度はっきりとした記憶がある同じ位の歳になってきて、昔のことを少し思い出したりしていました。
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by kum-ku | 2012-06-14 11:29 | 制作のこと

ラピスラズリの夜

展示の私自身のテーマ、 青の夜、光と水 の 青の夜 について。

担当者の方から、LOVE BLUEというテーマをいただいたとき、ブルーという色から最初に頭に浮かんだのは、ラピスラズリの青でした。
3〜4年前に仕入れしたドロップ型のラピスのロット(美しい深い色と螺旋のカービングの入った珍しいカットに惹かれて購入したものの、1〜2ピースをネックレスに仕立てた以外あまり使わずに時々取り出して眺めていた)の青。
この青がなぜ浮かんできたか・・・自分でも意識はしなかったのですが、テーマについて考えていて思いあたりました・・・

20年前(こんなに年月が経っていることにショック)に半年ほどストックホルムに滞在していたとき、ナショナルミュージアムに展示されていた絵に惹かれて何度か見に行きました。
タイトルは Hornsgatan nattetid(ホーンズ通りの夜)。
ストックホルムの街の夜の風景ですが、あまりのその青の美しさと深さ、画家の内面を映すように波打つ風景に心が震えたことを思い出したのです。
このラピスラズリに惹かれたとき、そして青のテーマをいただいたときに、ラピスラズリを通して無意識にこの絵の夜の青を思い出していたのだと納得したのでした。
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今回久しぶりにこの絵のポストカードを取り出して、画家について検索してみたところ、青の画家と称されていた人だと初めて知りました!
この絵に描かれているHornsgatanは、滞在当時ギャラリーやクラフトショップが多く、好きな通りの一つでした。


そして、ただ今制作追い込み中です!!
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by kum-ku | 2012-05-02 11:17 | 制作のこと

仕入れ

昨日、国際展示場で開催されている宝飾の展示会に行き、春〜夏の展示用に石材の仕入れをした。
本当は台湾の業者の珊瑚(彫刻)が目的の一つだったけれど、以前あったような気に入るものがなく、断念。
売れ筋、定番のものに絞って品揃えしている感じ。この円高、不景気に海外から出展するのは大変だから仕方ないか・・・。海外メーカーの出展もずいぶん減っているし。それでも、とあるイタリアメーカーの商品、素敵だった!いわゆる宝飾品的なものには興味がなくなってしまったけれど、そのメーカーのは、ジュエリーとアクセサリーの要素が美しく融合していて。大振りの石に金のフレーム、チェーンはブロンズ?と思いきや、絹紐素材のチェーンでした!!メイキングはもちろん、色、素材の合わせ方のセンス、完成度抜群で、感動。

結局仕入れは主に馴染みの業者さんにて。その最中、久々の緊急地震速報に緊張。幸い大した揺れではなかったけれど。早く済ませて帰宅したい、という気持ちになってしまう。



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仕入れたものの一部。
アクアマリンやターコイズ・・・少し優しい色あいの小粒ラピスラズリも。
それと、とびきり美しい色のアメシスト。これは毎年春につくる、スミレモチーフのものに使うつもり。
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by kum-ku | 2012-01-13 12:40 | 制作のこと