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kum 日々の小さな営みから

kumku.exblog.jp

カテゴリ:制作のこと( 22 )

仕上がりました



先日のネックレス、房をつけて仕上げました。

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今回のデザインは、房が一つなので、たっぷりとした

ものにしてみました。

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形も、ぱっつり切ったものではなく、パサパサとした

不揃いの感じにしたら、何色もの糸の色が見えて面白

い仕上がりになりました。

アクセントに金糸も混ぜました。


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ラピスラズリやアマゾナイト~ラブラドライトの青系

の濃淡。

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そして赤系はガーネット~サンゴ~カーネリアンなど

のグラデーションカラー。




このネックレスのデザインで、バリエーションができそうです。




by kum-ku | 2019-04-19 21:17 | 制作のこと

季節も年月も流れ行く



昨日の冷たい雨からの、今日は晴天で強風。

風に煽られて桜の花びらがビュンビュン飛んでいく…
(上手く撮れなくて、写真は断念)

桜ももうすぐ終わり、そしてすぐに若葉の季節です。





試作のネックレスは、色数を抑え、石のバランスを

調整して良い感じに。

感覚をつかんで、赤のバージョンも作ってみました。

房をどうするかをゆっくり考え中。

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完成したらまた詳しくご紹介します。






昨日、日中に車で外出したとき、雨の中、先生や

保護者に見守られて、列になって横断歩道を渡る

新一年生たちに遭遇しました。

上の娘が小学一年生になったのは、もう10年以上前!

入学式の翌日は暴風雨の荒れた天気で、下校途中傘が

壊れたり側溝にはまったりと大変だったことを思い出

しました。







by kum-ku | 2019-04-11 10:42 | 制作のこと

試作は続く



前回のブログにのせた、ネックレスの石の配置は、

下の写真のように組上がりました。

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ですが、石の配置やバランスが思った通りにならず、

また、色味もグリーン~ブルー~ペールブルーへと

グラテーションをつけすぎて散漫になってしまい、

作り直しです。

新しい形のものを作るときは何度もやり直しますが、

結局形にならなかった、ということもままあります。

今回のアイテムはちゃんと形になってお見せできると

いいなと思います。



暖かくて穏やかなお花見日和だった週末は、

町田版画美術館で昨日まで開催していた

長谷川潔展に行きました。

端正で緻密で繊細で潔い清澄な画面の中に精神性が

感じられる作品の数々。

美しい線、深い深い黒の中に浮かび上がるモチーフに

見入っているとあっという間に時間が過ぎて、

閉館時間の早さ(午後5時)が恨めしく、もっと早く

行けばよかったと後悔しました。


何枚か買ったポストカード。

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写真中央の、コップに挿した枯れた野花 が一番好きです。










by kum-ku | 2019-04-08 15:45 | 制作のこと

仕立て直し



ずいぶん昔に作った私物のネックレスを

仕立て直しました。

これは当時、純粋に自分用に作ったもので、

ずいぶん活躍してくれていました。


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センターも紐部分の小粒石も淡いサファイアで、

紐はクリーム色系でしたが、

今回はブルーグレー系にしました。


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センターの石は、ぱっと見るとグレーで、

あまり色味を感じないのですが、

部分的に濃かったり、インクルージョンがあったり、

カットもわりとラフだったりするところが

味わい深くて飽きません。


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できあがり。

不思議なもので紐の色が変わると

石の色味も違って見えてきます。




by kum-ku | 2019-03-22 15:45 | 制作のこと

再会



時々、修理のご依頼をいただくことがあります。
大切にお使いいただいてきた品と再会して、懐かしさと、愛着をもっていただけているのだなと作り手としての幸せを感じます。



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この写真も、かれこれ10年近く前のネックレスのご依頼をいただいて、仕立て直ししたものです。
センターの石は、トルマリン。
切り子のようなカービングが施された珍しいものです。
色はグレーですが、端にほんの少しピンクが入っているところがチャームポイントで、印象深いものでした。

この先も、お役に立つことができますように。




by kum-ku | 2019-03-14 19:52 | 制作のこと

白い日



17日(日)までの水金地火木土天冥海さんでの展示でもご紹介している、ホワイトムーンストーンの作品たち。

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これらは、ロシアの詩人アルセーニィ·タルコフスキーの詩から生まれました。

秋の最後の月に…

と始まる詩の中の 乳白色の霧のガラス という表現に、ホワイトムーンストーンが思い起こされて。
詩の後半の、

暮れなずむ
雨雲から青色が輝き
鮮やかな光が差し込んできたのだ、まるで六月のように、
未来の日々から私の過去へと。

まるでこんなふうにインスピレーションをもらい、仕入れてから何年も寝かせていたホワイトムーンストーンたちを作品に仕立てることができました。

私は読書家ではないし、詩が好きと言えるほど親しんでいるわけではないけれど、気分が落ちているとき、心が疲れているときに、言葉に助けられることが多くあります。
また、そういった言葉は、自分の心の湖の中に波紋を作り沈んでいくような感覚があって、制作モードに入るための切り替え装置にもなっていると感じています。

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白い、白い日

という詩集。
昨年出会えた本ですが、挿入されている写真とあいまって、詩人の世界観に浸ることができ、また、共感と自分への問いかけをもらえる大切な一冊になりました。


アルセーィ·タルコフスキーは、映画監督アンドレイ·タルコフスキーの父とのこと。
アンドレイ·タルコフスキーの映画は何作か観ましたが、学生時代に行ったオールナイト上映のプログラムに含まれていたサクリファイスで寝てしまいほとんど見逃してしまったままになっています(笑)。
その中で、白い、白い日 にも含まれている、遺言 という詩が朗読されているそう。アルセーニィは、アンドレイと妹が生まれた後、妻子を捨て他の女性と暮らし始めた…ということで、この父子の間には複雑な感情があったであろうことも踏まえて、また観てみたいと思います。



by kum-ku | 2019-03-11 00:38 | 制作のこと

久しぶりに石を買いに


今日も梅雨らしい空模様。


昨日は、いつも新入荷があると連絡をいただく業者さんに久しぶりに石を買いに行きました。
久しぶりのせいか今回はいつもに増して目新しいものがたくさんに感じたのですが、その中でレッドルチルのロットに引き寄せられました。
水晶の中の針状の結晶は、鋭いというよりは細かいのが繊細に入っていて。赤っぽいのもあれば、茶っぽかったり、黄色っぽかったり、全体に見てなんとなく赤っぽいかなという感じなのですが、曖昧で一つ一つ表情があって、ふんわり優しい印象の石たち。
大好きですよ。
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選びに選んで連れ帰ったルチルたち。



それから、こちらも。
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アリゾナのスリーピング・ビューティーという鉱山のターコイズ。
スリーピング・ビューティーのものは美しい水色が特徴で、今迄も使ってきているのですが、この石は一粒の水色の中にグリーンや白がいい具合に混ざっていて、カットも適度にラフさがあってとても魅力的。



持ち帰った石たちは、じっくり少しずつ仕立てていきます。
by kum-ku | 2016-06-24 12:07 | 制作のこと

よりそう と まとう

日が長く日差しが明るくなり、木や草のエネルギーが高まってきて、春がどんどんと進んでいきます。



そう、自分もこの春に向けて昨年末から温めていた新しいシリーズを芽吹かせなければ。

今までのものは、繊細で内面にも寄り添うような、そんなことを想いながら制作していたのですが、
新しいシリーズは、身につけることで空気感を纏うような、そんなものにしたいと考えました。

よりそう と まとう

この2つのキーワードによって今までのものと二つのシリーズに分けることにしました。

今までの よりそうシリーズが主に天然石を使っていたのに対して、新しい まとうシリーズは、主にウッドビーズを使い、ボリュームはありながら軽やかでナチュラルなものになっています。

来月、そして5月に展示の予定が入っていますので、またお知らせしていきます。
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2つのシリーズはコーディネートしてもバランスよく着けていただけます。どちらもひもの部分はシルクです。
by kum-ku | 2016-02-25 15:18 | 制作のこと

小粒たち


日ごとに春らしくなりますね。
桜のツボミが急に膨らんできてびっくりです。


先日久しぶりに石の業者さんへ行きました。

一番心惹かれたのはこのトルマリン。
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どアップで撮ったので、それなりに大きく見えますが、一粒が2〜3ミリの小粒ちゃん。
色とりどりでかわいい♪
どんなふうに使おうか楽しく検討中です。






それからこちらは、ずっと待っていた極小金ビーズ。
made in India。
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これも直径2.5ミリ弱のかわいいコたち。
こんなに小さいのに、これが石の間に1〜2粒入ると、ぐっと変わるのです!
ピントがピッと合う感覚。






水金地火木土天冥海さんでの展示は、明後日22日(日曜日)までです。
by kum-ku | 2015-03-20 16:48 | 制作のこと

・・・ノ オモイ


不思議なもので、魅力を感じ好きだなと思っていても、制作に使いたくても、なかなか思うように使えなかった石材が、あるときから思うように形にできていくことがあります。
以前のラピスラズリのように。

今回はコハクでした。

きっかけは昨年、縁あって参加した正教会の降誕祭(わかりやすく言うと、クリスマスのミサ)。
(正教会は19世紀後半ロシアから日本に伝わり、私の曾祖父は傾倒して入信したらしいです))
教会の雰囲気、ろうそく、聖歌の旋律・・・
その印象と、コハクの産地であるロシアやバルト海沿岸へのイメージがリンクして。
コハクを使ってみよう、と思ったのでした。


自分のルーツにも関わっている正教会のこと。

スウェーデン滞在中語学の講座で出会い、わたしを気にかけて親しくしてくれたウクライナから来ていた女性のこと(日本に帰ってからもしばらく手紙のやりとりをしていたけれど、スウェーデンから帰国した彼女の住所は、今ロシアとの関係で厳しい状況にあるドネツクでした・・・)。

行きたい場所リストに入っているバルト三国へのあこがれ・・・


ここ何ヶ月かはそんなことを想いながら、少しずつコハクのものを制作していました。



とは言っても、今月10日から展示するのはコハクのものばかりではありませんよ。


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17〜19世紀のロシア・イコンの絵はがき。
4年前、玉川学園創立80周年記念特別展・イコン聖像画の世界にて入手したものです。
大学が所蔵している71点のイコンを展示していたのですが、とてもすばらしいものでした。
by kum-ku | 2014-09-01 14:45 | 制作のこと