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kum 日々の小さな営みから

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ルート·ブリュック展



東京ステーションギャラリーで開催中

の、ルート·ブリュック展に行ってきま

した。

このフィンランドを代表するアーティ

ストを初めて知ったのはまだ学生の頃

で、陶芸雑誌のフィンランドの陶芸の

特集ででした。

紹介されていたタイルのコンポジショ

ンの写真に魅了され、それ以来ずっと

憧れの存在なのです。

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それから何度かは数点ずつの作品を見

る機会はあったものの、ようやく一度

にたくさんの作品を見ることができて

(しかもまさかの日本で!)本当にうれ

しかったのです。



初期の魅力的なモチーフの陶板から、

後期の小さなタイルのピースのモザイ

ク壁面作品までが網羅された、とても

よい展示でした。


2007年に本国で行われた展示のときに

取り寄せた作品集の中の写真の実物を

間近で見ることができて、釉薬の艶や

かさや色あい、厚み、凹凸を実感し、

その存在感や色あいの深さにあらため

て感動しました!




また、会場で、ドキュメンタリー映像

も上映されていて、才能に溢れ、豊か

な感受性と人生のあらゆる経験を作品

に昇華できる純粋で素直な魂を持ち、

アラビアの専属アーティストとして恵

まれた環境の中で制作をし、お互いが

よき理解者として高めあう人生を共に

歩むパートナー(フィンランドを代表す

るデザイナーであるタピオ·ヴィルッカ

ラ)と家庭を得て、作品の数々を生み出

していった、まさに理想的な人生だっ

たのだなぁと感じました。





作品はもちろんなのですが、印象深か

ったのは、アーティストである娘さん

のインスタレーションでした。


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タイルのピースを並べたもので、初期

から後期までの作品のビジュアル年表

のよう。

展示を見終わった後、展示の最初に置

かれていたこの作品が、ルート·ブリュ

ックの美しい人生そのものとして思い

返されました。








by kum-ku | 2019-05-21 10:58 | 日々のこと
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